TOPIXと日経225の違い、そして連動するETF一覧

投資・金融

TOPIXと日経225は、どちらも日本株式市場を代表する株価指数ですが、構成や算出方法に大きな違いがあります。本記事では両指数の違いと、それぞれに連動する主要なETFをまとめてご紹介します。

TOPIXと日経225の違い

主な違い

項目TOPIX(東証株価指数)日経225(日経平均株価)
算出元JPX(日本取引所グループ)日本経済新聞社
対象銘柄東証プライム市場の全銘柄(約1,600超)※2022年再編後の経過措置含む日経が選定した225銘柄
算出方式時価総額加重平均型株価平均型(値がさ株の影響大)
基準1968年1月4日=1001949年5月16日=176.21円
銘柄入替市場区分や時価総額に応じ随時原則年1回(10月)定期見直し

それぞれの特徴

TOPIX

  • 市場全体の動きを反映しやすく、機関投資家のベンチマークとして広く利用される
  • 大型株(トヨタ、三菱UFJなど)の影響が大きい
  • 浮動株調整済み時価総額で計算

日経225

  • 値がさ株(株価が高い銘柄)の影響を受けやすい(例:ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクGなど)
  • ニュース等で一般に馴染みが深い
  • 業種バランスを考慮して選定されるが、構成銘柄数が225と限定的

実務上のポイント

  • 市場全体の地合いを見る → TOPIX
  • 個別の値がさ株の動向を反映した日本株のムード → 日経225
  • 両指数は通常連動しますが、値がさ株が大きく動く日には乖離(NT倍率の変動)が生じます

各指数に連動する主要ETF

TOPIX連動型ETF

銘柄コード名称運用会社信託報酬(税込・概算)
1306NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信野村アセット約0.0968%
1308上場インデックスファンドTOPIX日興アセット約0.088%
1305iFreeETF TOPIX(年1回決算型)大和アセット約0.066%
1475iシェアーズ・コア TOPIX ETFブラックロック約0.0495%
2524NZAM 上場投信 TOPIX農中全共連約0.11%
※1475は信託報酬の低さで個人投資家に人気

日経225連動型ETF

銘柄コード名称運用会社信託報酬(税込・概算)
1321NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信野村アセット約0.198%
1330上場インデックスファンド225日興アセット約0.198%
1320iFreeETF 日経225(年1回決算型)大和アセット約0.132%
1346MAXIS 日経225上場投信三菱UFJAM約0.154%
1329iシェアーズ・コア 日経225 ETFブラックロック約0.0495%
2525NZAM 上場投信 日経225農中全共連約0.16%
※1329は日経225連動型の中で最低水準のコスト

レバレッジ・インバース型(短期売買向け)

コード名称連動指数
1570NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型日経平均レバレッジ・インデックス(2倍)
1357NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型-2倍
1568TOPIXブル2倍上場投信TOPIXレバレッジ(2倍)
1356TOPIXベア2倍上場投信TOPIXインバース(-2倍)

海外上場(米国)の主なもの

  • EWJ(iShares MSCI Japan ETF):MSCI Japan指数連動。TOPIXに近い動き
  • DXJ(WisdomTree Japan Hedged Equity):為替ヘッジ付き
  • BBJP(JPMorgan BetaBuilders Japan):低コスト

ETFの選び方のポイント

  1. 長期保有なら信託報酬重視 → 1475(TOPIX)、1329(日経225)
  2. 流動性重視 → 1306(TOPIX)、1321(日経225)が出来高最大級
  3. NISA成長投資枠 → 上記の主要ETFは概ね対象(要個別確認)
  4. レバ・インバ系は長期保有に不向き(減価リスクあり)

信託報酬は変更される可能性があるため、購入前に各運用会社の最新情報をご確認ください。

本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄を推奨するものではありません。

投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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