スマホを海外で使うには?データローミングとモバイルデータ通信の組み合わせを徹底解説!

がいの部屋

海外旅行や出張でスマートフォンを快適に使いたいけれど、「データローミング」と「モバイルデータ通信」の違いがよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。実はこの2つの設定の組み合わせによって、スマホの通信状況は大きく変わります。

今回は、それぞれの設定が持つ役割と、最適な組み合わせについて解説します。


💡 基本を理解しよう!「モバイルデータ通信」と「データローミング」

モバイルデータ通信

これは、スマホがインターネットに接続するための基本的な設定です。これをオンにすると、Wi-Fiがない場所でも、契約している携帯電話会社の電波を使ってインターネットに接続できます。日本国内で普通にスマホを使っているときは、この設定が常にオンになっています。

データローミング

これは、海外の携帯電話会社のネットワークに接続して、データ通信を行うための設定です。これをオンにすると、自分の契約している日本の携帯電話会社のネットワーク圏外(海外)でも、現地のパートナー会社(提携している海外の携帯電話会社)の電波を借りて通信できるようになります。

注意点: データローミングをオンにすると、自動的に高額な通信料が発生する場合があります。そのため、海外でスマホを利用する際は、この設定をどうするかを慎重に決める必要があります。


4つの組み合わせでわかる!通信状況と注意点

1. モバイルデータ通信:オン / データローミング:オン

これは、海外でデータ通信をしたいときに使う設定です。この組み合わせにすると、現地の携帯電話会社の電波を拾って通信が可能です。

  • メリット: 日本にいるときと同じように、いつでもどこでもインターネットに接続できます。
  • デメリット: 通信料が非常に高額になるリスクがあります。特に、定額プランに加入していない場合は、帰国後に思わぬ高額請求に驚くことがあります。

2. モバイルデータ通信:オン / データローミング:オフ

この設定は、海外でWi-Fi接続時のみデータ通信をしたい場合に最適です。

  • メリット: Wi-Fi接続中は通常通りインターネットを使えます。また、データローミングがオフなので、現地の携帯電話会社のネットワークに接続できず、高額な通信料を防げます。
  • デメリット: Wi-Fiがない場所ではインターネットに接続できません。

3. モバイルデータ通信:オフ / データローミング:オン

この組み合わせは、意図的に通信を切っている状態です。

  • メリット: そもそもモバイルデータ通信がオフなので、Wi-Fi環境以外では一切データ通信が行われません。データローミングがオンになっていても、通信料は発生しません。
  • デメリット: 意図しない通信を防ぐため、通常は「モバイルデータ通信」と「データローミング」はセットでオン/オフを切り替えることが多いです。この組み合わせはあまり一般的ではありません。

4. モバイルデータ通信:オフ / データローミング:オフ

これは、通信を完全に遮断したい場合の設定です。機内モードがこれに近いです。

  • メリット: 通信料が全くかかりません。
  • デメリット: Wi-Fi環境でもインターネットに接続できなくなります。完全に通信を絶ちたい場合に限られます。

賢く使って快適な海外旅行を!

海外でのスマホ利用は、ご自身の旅行スタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。

  • 海外でも頻繁にスマホを使いたい:海外用定額データプランに申し込んで、「モバイルデータ通信:オン」「データローミング:オン」に設定しましょう。
  • ホテルやカフェのWi-Fiだけで十分:「モバイルデータ通信:オン」「データローミング:オフ」に設定して、高額請求を防ぎましょう。

事前に準備をしておくことで、安心して海外でのスマホライフを楽しむことができます。ぜひ、この記事を参考にしてみてください!

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