【初心者向け】iPhoneの「緊急SOS」とは?誤作動時の対処法・Apple Watchでの設定も解説

がいの部屋

突然の事故や体調不良など、もしものときに命を守ってくれるのがiPhoneの「緊急SOS」機能です。
一方で、落下や強い衝撃などで意図せず作動してしまうケースもあります。

この記事では、

  • 緊急SOSの仕組み
  • 設定方法と誤作動時の対処法
  • Apple Watchでの設定方法
    を初心者にもわかりやすく解説します。

🔰 緊急SOSとは?

iPhoneの「緊急SOS」は、ボタン操作で緊急通報を素早く行える機能です。
警察・救急・消防などの緊急サービスに直接連絡できるほか、設定しておけば家族や友人などの緊急連絡先にも通知されます。

この機能は、iPhone 8以降の全モデルで利用可能です。
また、iPhone 14以降では衛星通信によるSOSにも対応しています。


📱 iPhoneでの使い方

【iPhone 8以降のモデル】

  1. サイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押し
  2. 「緊急SOS」スライダーが表示されます
  3. スライダーをドラッグすると、緊急通報が開始します

また、ボタンを押し続けるとカウントダウンの後、自動的に緊急通報されます。

【iPhone 7以前のモデル】

  • サイド(またはトップ)ボタンを5回連続で押す
  • 「緊急SOS」スライダーをドラッグして通報

⚙️ 緊急SOSの設定方法

  1. 設定アプリを開く
  2. 「緊急SOS」をタップ
  3. 以下を好みに合わせて設定
    • 自動通報:ボタンを押し続けると自動で通報(オン推奨)
    • カウントダウン音:通報直前に警告音を鳴らす
    • 緊急連絡先の設定(次の項目で解説)

👨‍👩‍👧 緊急連絡先を設定する方法

  1. 「ヘルスケア」アプリを開く
  2. 右上のプロフィールアイコンをタップ
  3. 「メディカルID」→「編集」を選択
  4. 「緊急連絡先を追加」から家族や知人を登録
  5. 「完了」をタップして保存

緊急SOSを使用すると、登録した連絡先に位置情報と状況が自動通知されます。


🚨 【注意】誤って緊急SOSが作動したときの対処方法

iPhoneを落としたり、強く握ったりした衝撃で誤って緊急SOSが起動することがあります。
そんなときは、慌てずに以下の手順で対処しましょう。

📍通報前の場合

  • カウントダウン中に表示される「キャンセル」をタップすればOK。
  • まだ発信されていない段階なら、すぐに止められます。

📞すでに通報してしまった場合

  • 緊急サービス(警察・消防など)が応答したら、**「誤って発信しました」**と正直に伝えましょう。
    (実際に通報してしまっても、謝罪すれば問題ありません)

⚙️誤作動を減らすための設定方法

  1. 「設定」→「緊急SOS」へ
  2. 「サイドボタンで通報」または「音量ボタンとサイドボタンで通報」をオフにする
    → 誤ってボタンを押してしまうケースを防げます。
  3. 「カウントダウン音」をオンにしておけば、誤作動に気づきやすくなります。

⌚ Apple Watchでも使える!緊急SOSの設定と使い方

Apple Watchにも「緊急SOS」機能が搭載されています。
手首に付けたままでも、すぐに助けを呼べる便利な機能です。

✅ 設定方法

  1. Apple Watchの設定アプリを開く
  2. 「SOS」→「自動通報」をオンにする
  3. iPhoneの「Watch」アプリからも同様に設定可能

📞 使い方

  1. サイドボタンを長押し
  2. 「緊急SOS」スライダーをドラッグ、または長押しを続けると自動発信
  3. 通報後、登録した緊急連絡先にも通知されます

⚠️ Apple Watchでも誤作動は起こる?

強い衝撃や転倒検出によって、自動的に緊急SOSが起動することがあります。
その場合も、カウントダウン中にキャンセルすることで発信を防げます。

※転倒検出は高齢者の方には非常に有用な機能です。オンにしておくと安心です。


🛰 iPhone 14以降なら「衛星通信SOS」に対応!

携帯電波が届かない山奥や離島などでも、衛星通信を使ってSOSを送信できます。
Appleが専用サポートセンターを通じて、緊急サービスに連絡してくれます。

🌍 衛星通信SOSが使えるのは、一部の国や地域のみ。
日本では段階的に対応が進められています。


🧠 まとめ

項目内容
機能名緊急SOS
操作方法サイド+音量ボタン長押し(iPhone 8以降)
誤作動対処キャンセルボタン/オフ設定可能
通報先警察・消防・救急など
緊急連絡先通知位置情報を自動で送信
Apple Watch対応サイドボタン長押しで通報可能
追加機能衛星通信SOS(iPhone14以降)

💡 最後に

緊急SOSは、「使うことがないのが一番」ですが、
命を守るための重要な機能です。
設定しておくことで、自分だけでなく家族や大切な人も安心できます。

落ち着いて行動できるように、今のうちにぜひ一度設定を確認しておきましょう。

Copied title and URL