📌 デバイスフィンガープリンティング対策：iPhoneでSafariのプライベートブラウズを活用しよう

スマホでWebサイトを閲覧するとき、企業や広告ネットワークは**デバイス固有の情報を組み合わせてユーザーを識別する「デバイスフィンガープリンティング」**という技術を使うことがあります。

これはCookieを削除しても追跡できてしまうため、プライバシー面で注意が必要です。

そこでiPhoneユーザーに有効な対策のひとつが
Safariの「プライベートブラウズ（Private Browsing）」を使うことです。

この記事では、プライベートブラウズがフィンガープリンティング対策に役立つ理由と、具体的な設定手順を解説します。

Table of Contents

🔍 なぜプライベートブラウズが効果的なのか？

Safariのプライベートブラウズは次の特徴を持ちます：

→「個別識別されにくい + 追跡データを残さない」という点で有効

※ 完全ではありませんが、対策の第一歩として有効。

ホーム画面やDockのSafariをタップ。

画面右下のタブアイコン（□が2つ重なったもの）

画面下部の「タブ一覧」をタップし
「プライベート」→「完了」

👉 背景が黒っぽくなればOK。

設定 → Safari → IPアドレスを非公開 → 「追跡を防止」

これにより広告トラッカーからIPが隠れやすくなります。

設定 → Safari → 「サイト越えトラッキングを防ぐ」をON

→ 広告ネットワークのフィンガープリント収集を低減。

設定 → Safari → 「プライベートブラウズをロック」→ ON

Face IDで切り替え保護もできるため、セキュリティも向上。

プライベートブラウズは強力ですが、以下は防げません：

限界	理由
端末固有のハードウェア情報（GPU・解像度）は共有される	JSから取得可能
キャリア・IPは状況により追跡可能	通信経路依存
サイトログインすれば識別される	アカウント紐づけ

👉 最強を目指すなら、VPNやTor Browser（iOS版）と併用が有効。

→ iPhoneで手軽にできるプライバシー対策として有効！