【保存版】サポート終了後もWindows10を安全に使う方法|インターネット接続時の対策まとめ

がいの部屋

2025年10月、ついにWindows 10のサポート終了が迫っています。
とはいえ、まだまだWindows 10を使い続けたい人も多いでしょう。

「サポートが終わったら、すぐに危険になるの?」
「ネット接続したままでも大丈夫?」

この記事では、サポート終了後のWindows 10を安全に使うための具体的手順をわかりやすく解説します。


🔍 サポート終了後のWindows10に潜むリスク

サポートが終了すると、Microsoftからのセキュリティ更新プログラムが止まります
つまり、新しいウイルスや攻撃手法に対して無防備な状態になるということです。

さらに、今後は以下のようなデメリットが発生します。

デメリット内容
セキュリティ更新停止新しい脆弱性への対応なし
新ソフト非対応アプリや周辺機器が動かない可能性
不具合修正なしシステムエラーが解決されない
サポート有料化企業向けESUのみ提供予定
機能進化が止まるWindows 11以降の新機能が使えない

それでも、適切な設定と運用をすれば安全性を高めることは可能です。


🧱 ステップ①:最新の更新をすべて適用する

まずはサポート終了前に、できる限り最新状態にしておきましょう。

手順:

  1. スタート →「設定」→「更新とセキュリティ」
  2. 「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」
  3. すべての更新をインストール → 再起動

ポイント
最後のセキュリティパッチを適用しておくことで、既知の脆弱性を防ぎます。


🧰 ステップ②:信頼できるセキュリティソフトを導入

Microsoft Defenderだけでは心許ないため、外部のウイルス対策ソフトを導入しましょう。

おすすめソフト

  • ESET Internet Security
  • Bitdefender
  • Kaspersky
  • Avast(無料版あり)

設定ポイント:

  • リアルタイム保護をON
  • 週1回の自動スキャンを設定
  • 危険サイトブロック機能を有効に

🔥 ステップ③:Windowsファイアウォールを有効化

ファイアウォールは外部からの不正アクセスを防ぐ重要な防御壁です。

手順:

  1. 検索バーで「Windows Defender ファイアウォール」を開く
  2. 「設定の変更」→「パブリックネットワークで有効にする」にチェック
  3. 不明なアプリの通信は「拒否」を選択

ポイント
パブリックネットワークでは特に注意が必要です。


🌐 ステップ④:ブラウザのセキュリティ設定を強化

Webブラウザは攻撃の最も多い入口です。
安全設定を徹底しましょう。

Chromeの場合:

  1. 右上の「︙」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」
  2. 「セーフブラウジング」→ 強化保護 を選択
  3. 「Cookie」→「サードパーティCookieをブロック」
  4. 「ポップアップとリダイレクト」→ ブロック

安全な拡張機能

  • uBlock Origin(広告・トラッキング防止)
  • HTTPS Everywhere(暗号通信を強制)

👥 ステップ⑤:管理者アカウントを分ける

普段から管理者権限で操作していると、感染時の被害が大きくなります。

手順:

  1. 設定 →「アカウント」→「家族とその他のユーザー」
  2. 新しいユーザーを追加
  3. 権限を「標準ユーザー」に設定

ポイント
普段は標準アカウントで利用し、インストール時だけ管理者に切り替える。


💾 ステップ⑥:自動バックアップを設定

ランサムウェア対策として、バックアップは必須です。

手順:

  1. 設定 →「更新とセキュリティ」→「バックアップ」
  2. 「ドライブの追加」→ 外付けHDDを選択
  3. 「ファイル履歴を自動的にバックアップ」をON

ポイント
バックアップドライブは普段は外しておくとより安全です。


🧹 ステップ⑦:不要なソフトと常駐アプリを整理

古いアプリは脆弱性を含む場合があります。

手順:

  1. 設定 →「アプリ」→「アプリと機能」
  2. 不要なアプリをアンインストール
  3. 「スタートアップ」から不要な自動起動アプリをOFF

目安
セキュリティ、プリンタ、ドライバ関連以外は基本OFFでOK。


⚙️ さらに安全性を高めるための補足対策

対策効果
VPNの利用通信の暗号化、外部追跡防止
2段階認証アカウント乗っ取り防止
公共Wi-Fiを使わない中継型攻撃を防ぐ
ドライバーを更新古いデバイスの脆弱性対策

✅ まとめ:サポート終了後も安全に使うために

項目内容安全度
Windows Update最終更新を適用🔴 高
セキュリティソフト常駐&自動スキャン設定🔴 高
ファイアウォール常時ON🟠 中
ブラウザ設定強化保護モード🟢 中
標準アカウント利用権限分離で安全性UP🟢 中
バックアップ万が一の備え🔴 高

🧩 最後に:それでも完全な安全は存在しない

これらの設定を行えば、サポート終了後でも8〜9割のリスクを軽減できます。
しかし、完全な安全は存在しません。
もしインターネット利用が多い場合は、Windows 11への移行やLinuxとの併用も検討しましょう。

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